将棋の棋譜を音に変換すると、メロディーを奏でるか
将棋の棋譜を音楽に変えてみたら、どうなるんだろうと思って、やってみた。
変換ルール
棋譜は、「7六歩」というように、「マス目+マス目+コマ」で表すので、それぞれ別々の音をつけた。
例えば、「7六歩」なら「o4シo4ラo6ド」というように変換。
マス目
1(一) | 2(ニ) | 3(三) | 4(四) | 5(五) | 6(六) | 7(七) | 8(八) | 9(九) |
o4ド | o4レ | o4ミ | o4ファ | o4ソ | o4ラ | o4シ | o5ド | o5レ |
駒
歩 | 香 | 桂 | 銀 | 金 | 角 | 飛 | 王 |
o6ド | o6レ | o6ミ | o6ファ | o6ソ | o6ラ | o6シ | o7ド |
と | 成香 | 成桂 | 成銀 | 馬 | 龍 |
o7ファ | o7ソ | o7ラ | o7シ | o8ド | o8レ |
o4ドより高いドはo5のド。
o4(オクターブ4)< o5(オクターブ5)< o6(オクターブ6)< o7(オクターブ7)< o8(オクターブ8) の順で高くなる。
実際に聞いてみる
「ポコポコピッ」となっているだけで、全然メロディーになっていないことが聞けばわかると思う。
例えるなら、ファミコンソフトのシューティングゲームのような感じ。
変換ルールをもっとうまい具合に調整すれば、ほどよいメロディーになるのかどうかはわからない。
使った棋譜は、以下将棋DB2より、
第66期王将戦 挑戦者決定リーグ戦
2016年11月1日 王将戦 渡辺 明 竜王 vs. 羽生善治 三冠
将棋ソフト同士の場合
ソフト同士なら、もしかしてと思い同様のことをやってみたが、全然メロディーになっていない。
また、人間との違いとかあればいいなと思ったけど、そんなこともない。
ただ、「ポコポコピッ」となっているだけ。
使用した棋譜は、以下
第26回世界コンピュータ将棋選手権 決勝 7回戦 ponanza - 技巧 を使用
http://live4.computer-shogi.org/wcsc26/kifu/WCSC26_F7_PON_GIK.html